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2022.01.14
気密測定をおこなっています。
- お役立ち情報
業界トップレベルの気密性能「C値」0.11を実現
高性能な家づくりに大切な性能は、主に断熱性能と気密性能があります。
高性能住宅では気密測定をおこなっています。
昨年竣工した高性能住宅で0.11という高数値をマークしました。
以下は気密測定の実際の報告書です。
[その他 実績一例]
C値:0.68
C値:0.51
C値:0.47
次世代省エネ基準を圧倒的に上回る性能
C値とは建物の気密性能を示す数値で、数が少ない方が高性能です。
※C値(㎠/㎡)= 建物全体の隙間面積(㎠) ÷ 延床面積(㎡)
■次世代省エネ基準(平成11年省エネ基準) ※愛媛はIV地域(現在の地域区分は変わっています)
地域区分 | I地域 | II地域 | III地域 | IV地域 | V地域 | VI地域 |
C値 | 2.0 | 2.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
当社実績は次世代省エネ基準を圧倒的に上回る性能です。
現在、省エネ基準においてC値に関する基準は撤廃されています。
ZEH(ゼロエネルギー住宅)やさらに高い基準のHEAT20にもC値の基準はありませんが、
快適に暮らすために確保したいC値は1.0未満と言われており、
当社では、それもクリアする高性能な数値を実現しています。
気密性が大事な3つのポイント
【1】温度を逃がさず省エネ
部屋の隙間が多いと、冬は部屋の暖かい空気が外の逃げたり外の冷気が入り込んだりします。夏は外の蒸し暑い空気が入り込み、エアコンなどによる冷暖房の効果が薄れ、省エネに影響してきます。
【2】隙間からの侵入を防ぐ
花粉やPM2.5、排気ガスなど、冷気や熱気の他にも健康に良くないものが隙間から入ってきます。気密性を高くすることはこれらを防ぐことになります。
【3】湿気から建物を守る
換気システムとあわせて湿気をコントロールすることで、隙間から壁の中へ湿気の侵入、結露を防ぎ、柱構造材などへのダメージを防ぎます。
工事段階で気密測定をおこない気密性をチェックし、
完成へ向けてより高性能の家づくりを目指しています。
より快適な家づくりをご提供いたします。
[例]前出のC値0.11の家の場合:UA値0.26(ZEH基準のUA値:0.6)